こんにちは。リエゾンエイドです。
リエゾンエイドは、心理学のメソッドを用い、企業の人事担当者とともに
職場の人間関係の課題・業務の効率化をおこなっています。
このコラムでは、人事担当者の方や管理職の方にむけて
職場の環境改善のヒントをお伝えしていきます。
ハラスメントはなおせます。その手順の一番初めは、
です。
行為者の言い訳なんて聞いてもしかたないと思いますか?
あまり意識されないことですが
ハラスメントの行為者は、自分の行為をハラスメントだと言われ、とても傷ついています。
ハラスメントだと会社から注意を受けて、明らかにしょんぼり、ぐったりする人もいるでしょうが、
傷ついていることを表に表さない方も多いでしょう。
プライドもありますし、納得していない事も多いので、
怒りや不快さ、ふてくされたかんじ、すねている様子、敵意などを表すこともあると思います。
表現は人それぞれですが、その背景にあるのは傷ついた心です。
「一生懸命会社のために働いてきたつもりなのに・・」
「一生懸命部下の指導にあたったつもりなのに・・」
という悲しみ。
まずこの「傷ついた心」を癒さないことには
行為者ご本人が自ら「変わりたい」「気を付けたい」「治したい」
という気持ちになることは難しいでしょう。
調査段階では当事者に話を聴いているでしょうし、
その中で行為者にも話を聴いたとは思いますが、
それは、事実確認であって、客観的事実の積み上げなので、
行為者の苦しい胸の内を聞いたわけでないと思います。
行為者のつらさ、痛みにじっくり耳を傾けましょう。
行為者にそういう「気持ち」を話していい場であると示し、
個室などで時間をかけて話を聴きます。
「眠れていない」「将来が(出世が)不安になってきた」「家族には話せない」
「もう部下の指導なんてしたくない」「なぜ私がこんな目に??」など
さまざまな思いが出てきたら、それに一旦は寄り添ってください。
人事担当者として共感できる内容でないとしても、
「この人は今回の出来事でこんなことを感じたのだな・・」と思うだけでいいのです。
まずは行為者から今の気持ちや現状の健康状態、こころの状態、仕事への意欲などを
ヒアリングし、気持ちを受け止める。
それにより、
(1)行為者の心に余裕ができる
(2)行為者との信頼関係が作れる
というメリットがあります。
傷ついたままの心では、被害者の気持ちを想像したり、行動の改善をイメージしたりできません。
よりよい職場にしていこうという意欲もわきません。
人は自分の話を聴いてくれる人に好意を持つといいます。
人事担当者がじっくりゆっくり話を聴いてくれるなら
この人の言うことだったらやってみようかなという気持ちになっていきます。
——————————–
パワハラ行為者向け行動改善の流れ
STEP1 加害者の「言い分」をとことん聴く
↓
STEP2 問題となった行為を一緒に振り返る
↓
STEP3 加害者にとって何がストレスになるのかを考える
↓
STEP4 ただしい指導方法を学ぶ
↓
STEP5 職場環境の改善
——————————–
ハラスメント行為者の教育、被害者のメンタルケア、
予防のためのに研修ついてお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちら