こんにちは。リエゾンエイドです。
リエゾンエイドは、心理学のメソッドを用い、企業の人事担当者とともに
職場の人間関係の課題・業務の効率化をおこなっています。
このコラムでは、人事担当者の方や管理職の方にむけて
職場の環境改善のヒントをお伝えしていきます。
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こんにちは。liaison aideです。
犯罪の再発防止に携わっている臨床心理士がいます。
昨日にひきつづき、薬物依存についてメッセージをお伝えします。
昨日のコラムはこちら
著名人の薬物やアルコールにまつわる問題がしばしばニュースになりますが、
あなたはこれらの問題についてどのくらい正しい知識をもっているでしょうか。
法的な罰則規定や身体的な健康被害は知っていても、
乱用や依存がもたらす心身への影響や、人間関係や社会生活上の問題を
正しく理解している人は少ないかもしれません。
これは、「自分には関係のないこと」「無縁なこと」だから、
「あえて知る必要がない」ためだと思われます。
「無縁でいられる」こと自体は、とてもクリーンで安心できる世の中だからこそであり、
非常にありがたいことだと言えるのですが、
反面、少しでも「縁」があるかもしれない兆しを感じたときに、
「見ないふり」をしたり、全力で否定したり、排除したりしてしまう危険をはらんでいます。
実際、これらの問題が露呈したときの「拒絶反応」たるや、
感染症と勘違いしているのかと思うほどの潔癖ぶりを示す人が少なくありません。
アルコールやギャンブルなどの問題は「恥」の意識と、違法薬物は「罪」の意識と結びつき、
身近な人によって隠蔽されます。
そしてますます孤立を深め、社会から断絶していってしまいます。
とはいえ、意外に思われるかもしれませんが、
依存症者の家族やパートナーは、安定した職業に就いていたり、
社会的地位が高かったりすることが珍しくありません。
そのため、飲酒欠勤の言い訳や謝罪、ギャンブルで作った借金返済など、
上手に「尻拭い」や「後始末」をしてあげられるのです。
このような役割を担う人を「イネイブラー」と言います。
これで一からやり直そう、
会社にバレていないから頑張ろう、という本人の立ち直りを願う親心、
必死の思いからの「世話焼き」なのですが、
依存症においてはこれらの行為が裏目に出てしまいます。
「依存症」は被害者がいない、というのは「法的には」であって、
家族や身近な人を巻き込み、疲弊させる病です。
つまり、周囲の人も「正しい知識」を身につけなければ回復が難しい病なのです。
「叱責や「約束」では治りません。
しかし、正確な情報を得て支援すれば回復する病です。
家族や知人、職場に依存が疑われる人がいたら、
ご自身が疲弊しないためにも専門機関に相談してください。
絶対に抱え込まないこと。
本人の意志や家族の努力でどうにかできる問題ではありません。
専門家の援助が必要なものです。
恥ずかしがったり遠慮したりせずに、
専門家や支援者を巻き込んで上手に利用、大いに頼りましょう。
国を挙げて依存症対策を行っています。
以下、参考となる情報の一例です。
ご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/izon_26.pdf
(厚生労働省のサイトにリンクしています)
運営事務局(時事通信社総合メディア局内)
https://www.jiji.com/ad/korosho/index.html
(厚生労働省のサイトにリンクしています)
リエゾンエイドには依存症の支援、再発防止に携わっている臨床心理士がおります。
働く人の依存症(アルコール依存、買い物依存など)について
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