こんにちは。リエゾンエイド営業担当Sです。
このコラムでは、世の中のニュースから紐解く「働く人とメンタルヘルス」関連のトピックをご紹介します。
昨日
「負荷の小さいスモールステップに分割して
課題をちょっとずつ改善していく」
という話を書かせていただきました。
—昨日のコラムはこちら —
臨床心理士がメンタルヘルスを扱う会社で
職場の環境改善なんてできるの??メンタル関係ある??
と思われるかもしれませんね。
今日はそのへんの理由について書かせてください。
こころの不調を抱えた人が、もとの健やかな生活に戻る場面で
「こうあるべき」という理想的な状態を押し付けても
なかなか精神的に負荷が高いことがあります。
たとえば、メンタルヘルス不調で休職した人が
回復してきたときに行う「通勤訓練」。
数か月の休職後、多少回復したからといって、いきなり
「明日から休職前みたいに働いて!」と言ってもハードルが高すぎるので、
まずは通勤の練習をします。
↓
会社に行く服を着て、家の最寄駅まで歩く練習
↓
家の最寄駅から1駅だけ電車に乗る練習
↓
家の最寄駅から会社最寄駅まで電車に乗る練習
↓
会社の玄関まで入ってみる練習
という風に、ちょっとずつちょっとずつ
カラダを慣らしていきます。
途中でできないことが出てきたら
もっと細かく分けて、できることをトレーニングします。
それぞれの人が抱えるそれぞれの課題について
スモールステップに分けてちょっとずつトライできるように支援すること、
それは臨床心理士の得意とするところなのです。
スポーツのトレーニングや受験勉強にも応用できそうですが、
会社の組織改善、環境改善についても同じです。
「このくらいならできる」「ここはちょっときつい・・」をうかがって、
可能なことからちょっとずつ挑戦できるよう、プログラムを組みます。
失敗したら、そこを超えるためにプロセスを細分化し、再チャレンジします。
ぜひ御社の抱える
「理想的な姿はわかっているけど、とてもやれない」課題を
お知らせください。
経営層や管理職の方に向け、その手法自体を
お伝えする研修もご用意があります。