こんにちは。リエゾンエイドです。
リエゾンエイドは、心理学のメソッドを用い、企業の人事担当者とともに
職場の人間関係の課題・業務の効率化をおこなっています。
このコラムでは、人事担当者の方や管理職の方にむけて
職場の環境改善のヒントをお伝えしていきます。
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日に日に感染者が増えている新型コロナウィルス。
感染経路不明のケースが相次いでおり、
もはや「流行」「蔓延」のフェーズであり、
日本全国どこでも感染しうる、と考えるのが妥当でしょう。
したがって「いつ自分が感染してもおかしくない」という認識のもとで、
感染予防や感染拡大防止を徹底していく必要があります。
これまでの症例からの以下3つの要件を満たす場合、
感染リスクが高まることがわかってきました。
・対面で距離が近いこと
・一定時間以上一緒に過ごすこと
・密集度が高いこと
つまり、予防のためにはこれらを避けることが大切といえます。
職場においては、以下のような対策が考えられるでしょう。
・テレワークや時差出勤
・会議や集会、研修などを控える、あるいは規模の縮小や時間の短縮
・換気や手洗い休憩の推奨
・ランチルームや休憩室の利用ルールの変更
・イベントや飲み会、歓送迎会の延期・中止
自社で行なっている、あるいはこれからできる取り組みはあるでしょうか。
「テレワークができる職場は限られている」
「接客業や工場勤務のことを考えていない」と嘆いたり憤ったりする方もいるでしょう。
そうなのです、どの職場でも共通の画一的な対策、というものはありません。
だからこそ、各職場、各チームで「自分たちにフィットする可能な対策」を講じる必要があるのです。
飲食店や販売業務など、不特定多数の方に接する機会がある方が
最も危険にさらされているにも関わらず、
「接客業だから仕方ない」「手洗いで自衛」と放置されていないでしょうか。
あるいは、製造ラインや福祉施設等「一人でも感染者が出たら経営危機に陥る」職場で、
「ほとんど自家用車通勤だから大丈夫」
「マスクと作業着だから問題ない」と安心していないでしょうか。
これでは「会社は何もしてくれない」「私たちを守る気がない」と思われて当然です。
従業員を守り、感染拡大を防ぐために、
職場でさらに一段上の対策を講じ、会社の方針を周知徹底してください。
例えば以下のような対策は検討の余地があるかもしれません。
・ドアやボタン、お金や携帯、パソコンなど触ったら「必ず」消毒する
・換気が難しい職場であれば、「人が」同一空間に長時間居続けないように、1時間ごとに席を外し、手洗いと水分補給の休憩をとる
・朝と昼に検温する
・観光地の飲食店・宿泊施設等では、営業時間の短縮や有休消化の推奨
複数の対策を講じることでリスクは軽減していくと考えられます。
「うちではムリ」ではなく、「何ができるか」考えて
できることを重ねていきましょう。
そして「体調不良なら休む」
これを徹底すること。
「休んだら迷惑をかける」あるいは「休まれたら店が回らない」と考えるのではなく、
「休まないとうつすことになるかもしれない」
「今無理に勤務させたら、あとで営業できなくなる可能性がある」
とその先にあるリスクを見積もるようにしてください。
健康であれば、しっかり休養することで重症化することなく回復する人が多いことがわかってきました。
厚生労働省は、軽症者には自宅療養を勧めています。
できるだけ「会社が基準を設けて」休ませるようにしましょう。
「会社は休めというけど、この程度で有休を使うのはもったいない」という心理が働くからです。
感染のピークを遅らせ、感染者総数を減らすために、今が非常に重要な時期です。
国民が国の対策を注視しているのと同じように、従業員は経営層の判断や対策、危機管理能力をみています。
「この会社でよかった」と従業員が思える職場でありたいものです。
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