こんにちは。リエゾンエイドです。
リエゾンエイドは、心理学のメソッドを用い、企業の人事担当者とともに
職場の人間関係の課題・業務の効率化をおこなっています。
このコラムでは、人事担当者の方や管理職の方にむけて
職場の環境改善のヒントをお伝えしていきます。
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収束するどころかこれから事態が動き出しそうな気配を感じる新型コロナウィルス。
国の危機管理、危機対応能力について様々な指摘がなされていますが、
あなたの職場では万全の体制を整えているでしょうか。
前回のコラムでも言及しましたが、
リスクマネジメントにおいては「最悪の事態」を想定することが大切です。
そのためには、根拠となる正確な情報の収集が欠かせません。
しかし、これも既述のとおり、事態が刻々と変化している「渦中」は正しい情報を得ることが難しいのも事実です。
したがって、その時点でわかることから適切な判断を下すことが求められます。
というより、「わかっていないこと」「みえていないこと」からも様々な推察をし、
「最悪の事態」が起こりうる可能性を検討する必要があります。
つまり、「リスクアセスメント」が非常に重要になるわけです。
自分の職場においては、どんなことが起こりうるか。
落ち着いて、現実的に考えてみてください。
残念ながら、当初の想定よりも感染力が高いことが推察されます。
また、厄介なことに「無症状の感染者」もおり、
その人たちからも感染する可能性が示唆されています。
多くの職場で「外からの人や物の往来」があり、
「それなりの人数」で「閉じられた空間」の中「一定時間以上」業務に当たるはずです。
そもそも満員電車やバスで通勤する人が多く、リスクが高いと思われます。
感染者が一人でも発生すれば、職場内に蔓延するのは時間の問題でしょう。
あなたの職場、オフィスの環境はどうなっていますか。
手洗いや水分補給、ドアやPCの消毒、換気や加湿はできるでしょうか。
対策は始めているでしょうか。
感染の「未然防止」のために、「できることから」「すぐに」始めてください。
「万全の体制を整えて」からでは遅すぎます。
緊急事態ととらえて、人事・労務部門と健康管理部門が連携し、
トップのメッセージとして従業員に自社の対策を通知してください。
まさか「自己防衛」「個人の判断」に委ねていないとは思いますが、
従業員に会社の方針を周知しているでしょうか。
「就業規則に準じた」対応の場合でも、その旨周知すること。
会社からアナウンスがないと「会社は何もしていない」「真剣に考えていない」と映ります。
注意喚起を促すだけでなく、
アルコール消毒液をエントランスに設置したり、
災害備蓄品のマスクを支給したり、
できることはあるはずです。
「人混み」をできるだけ避けるよう、時差出勤を推奨したりイベントや会議を延期・縮小したりする。
首都圏では、オリンピックに備えてテレワークやオンライン会議の整備を進めている企業もあるでしょう。
パイロット運用をするチャンス、あるいは働き方改革の促進と捉えてみてはいかがでしょうか。
「最悪の事態」を想定すると身動きができない、経済活動が停止してしまう、
という懸念もあるでしょうが、あくまでも「想定」です。
その上で「現実的に妥当かつ可能」なレベルの行動計画を立てて実行するようにしましょう。
のんびり構えていたらいずれ落ち着く、と楽観視できる状況ではありません。
国や自治体頼み、個人に委ねるのではなく、企業でも対応・対策していきましょう。
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