こんにちは。リエゾンエイドです。
リエゾンエイドは、心理学のメソッドを用い、企業の人事担当者とともに
職場の人間関係の課題・業務の効率化をおこなっています。
このコラムでは、人事担当者の方や管理職の方にむけて
職場の環境改善のヒントをお伝えしていきます。
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こんにちは。liaison aideです。
新年度が始まって10日、新しい職場やメンバーの様子が少しずつわかってきて、
不安が和らいできたころでしょうか。
以前、
新規場面における過覚醒状態は「安全確認のため」
とお伝えしました。
これらは、新しい環境で安心して生活・活動していくための下見、適応に必要な過程といえます。
しかし現代社会、とくに職場においては、なによりも早期適応が求められます。
身も蓋もない言い方をすれば
「しのごの言わずさっさと慣れろ」
「とにかく仕事して」ということですね。
健全な職場であればそれでも問題はないのですが、
ハラスメントがあったり、
上司より先に帰っていけないという暗黙の掟があったり、
と課題をかかえる職場もあります。
また、厄介な人というのはどこにでも存在するもの。
脅すつもりは毛頭ありませんが、
「なんだか怖いな」とか「できれば関わりたくない」という人が新しい職場にいる、
あるいは異動してきた上司がそのタイプ、
という可能性も否定できません。
だからこそ、「心身ともに健康で働くことができる職場かどうか」を
把握するためにアンテナを張り巡らせているのです。
しかし、「あれ?」「なんかヘンじゃない?」と異変を察知し、
「気をつけて」「逃げて!」とアラームが鳴っているにもかかわらず、
「慣れなくちゃ」「適応しなくては」と必死になるあまり、警告を無視していないでしょうか。
放置していては感度が鈍り、危険な目にあったり、健康を害したりしてしまいます。
緊張や不安が強く、日が経っても軽減しない、むしろ悪化するようであれば要注意。
「自分が悪い」「ダメ人間だ」と考える前に、いったん立ち止まってください。
そして、一呼吸ついてから、周囲をよく見回すこと。
安心して話せる人、信頼できる人はいませんか?
同じ職場内に限定せず、元のチームの同僚や上司でも構いません。
社外の友人や家族でもいいでしょう。
探したら、自分の今の状況と気持ちや考えを話してみてください。
たいていの場合、「それはへんなルールだね」とか「ほどほどの距離を保った方がいいよ」などと言われるはず。
もし、「そのくらいよくあること」「気にしすぎ」などと一蹴されたら、
メンタルヘルス相談窓口やハラスメント通報窓口などに電話することをお勧めします。
他の人に話を聞いてもらったり、アドバイスをもらったりすると、
自分の考えや認識が甘いのか、我慢が足りないのか、
あるいは相手が理不尽なのか、判断する材料になります。
反省するのはそのあとで十分間に合います。
自分を責めるのはNGです。
逆に、職場や上司、同僚に問題があるようであれば、
どっぷり両足はまって抜け出せなくなったり、
職場独自の価値観に染まってしまったりしないことが大事です。
「仕事」と割り切り、いつでも逃げられるよう、心理的な距離を保ってください。
「こころと身体の安全と健康を守る」ための大切なポイントです。
新しい環境に適応しようと張り切りすぎて大事なサインを見逃したり、
頑張りすぎて不調に陥ったりしませんように。
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