こんにちは。リエゾンエイドです。
リエゾンエイドは、心理学のメソッドを用い、企業の人事担当者とともに
職場の人間関係の課題・業務の効率化をおこなっています。
このコラムでは、人事担当者の方や管理職の方にむけて
職場の環境改善のヒントをお伝えしていきます。
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こんにちは。liaison aideです。
犯罪の再発防止に携わっている臨床心理士がいます。
アルコールとのかかわり方についてメッセージをお伝えします。
新年度第2週の月曜日です。週末はゆっくり休めましたか?
歓迎会やお花見の席で失態を演じてしまい、出社したくない、合わせる顔がない…という人はいないでしょうか。
先週、
「日常=コミュニケーション不足」の状況と「非日常=飲み会(無礼講)」のギャップが大きい、
という話をしましたが、この隔たりを減らしたいと思いませんか。
つまり、コミュニケーション不足やコミュニケーション不全の状況を改善し、
「飲み会でしかいえない」状況をなくすのです。
普段、業務に追われているからといって、
飲み会で業務指示をするのはひんしゅくを買います。
ましてや酒席で公開説教などしていたら、
「酒の力を借りないと部下に指導もできない人」とみなされます。
また、「ハラスメント」だと相手が感じるのには、行為そのものだけでなく、
言い方や態度も関係しますし、何よりもお互いの「関係性」が強く影響します。
ろくにコミュニケートしておらず、信頼関係が成り立っていない相手からの一方的な叱責やダメ出しは、
ハラスメントと受け取られる可能性が高くなります。
一方、部下も勇気を出して困っていることを訴えたのに
「単なるグチ」としてスルーされたのではがっかりです。
それなのに「あいつは面倒ばかり言ってくる」などと思われてしまっては、
たまったものではなりません。
このような不幸な状況を打開するための方策を一つ紹介しましょう。
企業は、通常の業務や評価の面談だけではなく、
「オフィシャル」に「コミュニケーション」を主目的とする面談の機会を
全職員に設けることを検討してください。
「評価面談」と「飲み会」の間のイメージです。
最近では類似のものとして「1on1ミーティング」を取り入れている企業もありますね。
もちろん、個別面談にかぎらずグループでおこなってもOKです。(コツがいりますが)
評価面談とは異なり、上司と部下が1対1で定期的に(週に1回、最低でも月に1回)実施する面談。
短いサイクルで定常的に実施し、部下と上司のコミュニケーションの活性化をはかる。
革新的なベンチャー企業や有名企業が集まる米国シリコンバレーで習慣として実施されていて、
ここ数年、ヤフーをはじめとする有名企業が取り組んでいることで、
日本企業においても大きな注目が集まっている。
健全なコミュニケーションと信頼関係が基盤にあれば、
「懇親会」でアルコールを断れますし、無理強いする人もいなくなるでしょう。
ハラスメントなどのトラブルも減らせます。
しつこいようですが、「飲みニケーション」も否定はしません。
普段寡黙な人だがお酒が入ると饒舌で楽しく過ごせた、仕事では怖い上司のお茶目な一面を見ることができた、など
嬉しい収穫や新たな発見も多くあるでしょう。
ですが、それは社内で健全で良好なコミュニケーションをもてていることが大前提です。
「お酒の力」はとても強いものです。
メリットもありますが上手に付き合わないと自分や周囲に害を及ぼす薬物でもあります。
このことを肝に銘じ、
・職場の歓迎会やお花見にアルコールを用意するのか、
・どのように提供するのか、
・飲み方の注意喚起のアナウンスはどうするのか、
考えてみてくださいね。
~「お酒はつきもの」による問題その1~ 「飲まない」「飲めない」人が肩身の狭い思いをする
~「お酒はつきもの」による問題その2~ ハラスメントの温床になっている
~「お酒はつきもの」による問題その3~ 健全で良好なコミュニケーションの機会を奪っている
リエゾンエイドは、職場のコミュニケーションの取り方について、
業務に限らず、飲み会や日々の何気ない会話や飲み会についてもアドバイスしています。
上司と部下とのコミュニケーションスタイルなどについても
コンサルティングを行っています。
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