こんにちは。リエゾンエイドです。
リエゾンエイドは、心理学のメソッドを用い、企業の人事担当者とともに
職場の人間関係の課題・業務の効率化をおこなっています。
このコラムでは、人事担当者の方や管理職の方にむけて
職場の環境改善のヒントをお伝えしていきます。
————–
こんにちは。liaison aideです。
犯罪の再発防止に携わっている臨床心理士がいます。
アルコールとのかかわり方についてメッセージをお伝えします。
新年度始めの1週間、お疲れ様でした♪
今日は歓迎会、あるいはお花見、という職場も多いのではないでしょうか。
楽しみな方もいれば憂鬱な方もいらっしゃるかと思います。
年度末に「アルコール関連の問題」についてお伝えしましたが、
改めて「職場の飲み会」について考えてみましょう。
「飲みニケーションに頼りがちな職場」ってどんな職場だと思いますか?
…なにそれ…怖い…
…仕事中飲ますわけにもいかないし…困るんですけど…
極端な例ですが、どちらも
職場において業務上必要な健全で良好なコミュニケーションが取れていない
ということがわかります。
あなたは
「シラフではいえないことを酒の力を借りていう」人
を信用できるでしょうか。
コミュニケーション不足やコミュニケーション不全の職場では、
ハラスメントが蔓延しやすく、メンタルヘルス不調も起こりやすいことがわかっています。
ということは、このような職場に必要なのは「飲みニケーション」ではなく
これは最優先事項、喫緊の課題といえます。(重要度、緊急度ともに高い)
とはいえ、「飲み会」で仕事の悩みを思い切って打ち明けた、
日頃温めていた提案をぶつけてみた、という人もいるでしょう。
ここで説教をされるか、あるいは背中を押してもらえるかは状況次第でしょうが、
「話す機会」としては機能しています。
「話す機会」として機能しているから
飲みニケーションがやめられないのだろうと推察されます。
しかし、この「話す機会」は、
「皆に等しく与えられた場」「健全なコミュニケーションの機会」といえるでしょうか。
「飲み会」は全員にアナウンスしているから「YES」?
それとも、参加は「任意」だから「機会の有無」も「自己責任」?
あるいは、「業務時間外」だから「仕事の話をすること自体ご法度」?
いずれもそれもそうかもしれないけどなんかちょっと…、という感じですよね。
現在、多くの職場では、職場内コミュニケーションが
「業務上の指示や指導」「会議や打ち合わせ」などに限定され、
いわゆる雑談が少なくなっているようです。
中には「私語厳禁」の職場もあります。
数歩の距離にいるメンバーとメールでやり取りするのが当たり前になっていて、
ほぼ誰とも口をきかない日が珍しくない、という方もいるでしょう。
これではコミュニケーションをとれませんし、当然信頼関係も築けませんよね。
この「日常」=「コミュニケーション不足」の状態と、
非日常である「飲み会(無礼講)」とのギャップがあまりにも大きすぎないでしょうか。
日頃言えないこと、抱えていたことをここぞとばかりに晴らす、吐き出す人がいても不思議ではありません。
実際に、「飲み会で部下のガス抜きをしてあげたり、愚痴を聞いたりするのは構わないが、それでいいのだろうか」
「それとも問題に対処した方がいいのか」という相談が寄せられます。
逆に、「勇気を出して飲み会で上司に訴えたのになにもしてくれない」という部下の悲痛な叫び、
落胆や諦めの声も聞きます。
「アンオフィシャル」な場、しかも「お酒が入ったとき」の話は、とても扱いが難しいのです。
この対策については
次のコラム「クリーンなコミュニケーションを目指そう~就業時間内の面談のすすめ~」で
お伝えします。
~「お酒はつきもの」による問題その1~ 「飲まない」「飲めない」人が肩身の狭い思いをする
~「お酒はつきもの」による問題その2~ ハラスメントの温床になっている
~「お酒はつきもの」による問題その3~ 健全で良好なコミュニケーションの機会を奪っている
リエゾンエイドは、職場のコミュニケーションの取り方について、
業務に限らず、飲み会や日々の何気ない会話や飲み会についてもアドバイスしています。
アルコールや薬物依存の治療についてもアドバイスできる専門家がいます。
お気軽にご相談ください。