心理職の方、心理職をめざす方向けのコラムです。
わたしたちリエゾンエイドは普段は企業の人事労務担当者向けの情報提供をしておりますが、
せっかくなので、心理職の方、心理職をめざす方向けの情報も発信していきます。
とはいえ、気軽な読み物としてお読みいただければありがたいです。
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こんにちは。liaison aideです。
受験直後は「うーーん」と思った公認心理士試験。
しかし、少し時間が経って落ち着いて考えてみるとだいぶ違った見方ができます。
とにかく初めての試験です。(受験者はもちろん、出題者にとっても)
これが基準となり一定の方向性を示したことになるのか、
今後どうなるかはわかりませんが、
今回の出題傾向や設問からいえることを以下に列挙します。
・ 「広く浅く」ではなく、ピンポイントでそれなりの「深さ」で理解していないと解答できない問題もある
・ 法律や指針などは、「穴埋め式」の知識ではなく、内容を理解しそれらに基づき臨床活動が行えるレベルが求められている
・ 医療分野においては、精神科・心療内科、神経内科のみならず一般内科、地域医療、公衆衛生に関する基礎知識も身につけておく必要がある
・ 事例問題は、各領域の特色ある設問ではあるが、心理臨床活動の基本、根底に流れるものが身についていれば、専門領域でなくても解答が導き出せる
また出題の文章については
・ 「最初に」や「〜として、最も」などの条件つきの出題が多い
・ 国語力、読解力が求められる
という傾向が強いです。
試験なので当たり前なのですが、
・各設問において受験者の何をチェックしたいのか、
・受験者のどんな知識を確認したいのか、
出題者側の意思・意図があります。
今回の試験は、そこに留意したかどうかが正誤に影響した、
つまり、「出題者が何を問うているのか」を見極めなければ正しい答えにたどり着けない問題が
多かったように思います。
とくに、「〜として最も適切なものを選べ」の「〜」がAなのかBなのか、
条件によって答えが変わってくる問題が少なくなく、
でもそこにとらわれすぎると本質(設問の意図)を見失ってしまうという問題が散見されました。
かくいう私も、そこを読み誤ったな、というものがちらほらあるのですが(汗)。
コラムを書くにあたり、何度も問題を見返す中で、ずいぶん最初と印象が変わってきています。
第1回目の試験で「公認心理師」の目指すもの、方向性をかなりはっきり打ち出しているのだな、と考えるようになりました。
いよいよ各設問の次回から解説に入りまーす!
※後日追記。各設問の解説は以下のとおりです。
問64の解答・解説はこちら。
問77の解答・解説はこちら。
問78の解答・解説はこちら。
問94の解答・解説はこちら。
問95の解答・解説はこちら。
問130の解答・解説はこちら。
問136の解答・解説はこちら。
問139の解答・解説はこちら。
問149の解答・解説はこちら。
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